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 2004/07/14(水)

先週の七日、ついに40歳になってしまいました。お祝いのメールやらメッセージを下さった皆様、この場を借りてお礼申し上げます。で、新作やら何やら作品の進行状況についてもっと教えて欲しいとの声もいただきましたので今回はその辺を…って製作発表してないものを迂闊にここでは書けないので、まずはTV版ナデシコのリマスター状況など…その前に、この場合避けては通れない1995年当時のTVアニメの納品形態などから簡単に──

 当時のTVアニメは16ミリフィルムで制作し、それをビデオにテレシネして納品、そんな流れが主流になっていました。そのちょい前、ちびまる子ちゃんの演出をしていた頃などは局にフィルム納品して、映写機を使って放映していました。ですからテロップなどはオプチカルプリンターを使ってフィルム上に焼き付ける、そんな作業を行っていたわけです。そのうちアニメもステレオ放送で高画質! な流れになってビデオ納品になっていったように記憶しています(赤ずきんチャチャの頃ですね)。そうなるとテレビ放映用にフォーマット編集(ビデオ編集ともいう)を行うのが最終作業になってきます。フォーマット編集というのは、映像原板と音原版をビデオ上で組み合わせてテレビ放映が出来るようにする作業のことです。かくして本来のフィルム上での編集作業時に間に合わなかった、リテイクカットの差し替え、画面の色の調整、果ては口パクの合わせなどもビデオ上で行うようになっていきました(フィルム編集とビデオ編集、なんで二回も編集をするんですか? なんて聞かれることがありますがそういうことなのです)。スケジュールを何とか先延ばしにしたい、成るべくイイ状態で納品したいという思いの現れ、といったら格好良すぎですね(苦笑)。ご多分に漏れずナデシコもビデオ編集時にカットの差し替え等を行っていました。当然、アフレコ時に見つかったリテイクカットなどもその時に差し替えるわけです。基本的にTVアニメというのは放映に間に合わせれば良いのでこれで問題ありません。ただし、そうなってくるとビデオ納品したマスターテープと本来マスターであるはずのフィルムの状態が食い違ってくることになります。

 以下、次回に続きます。

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